幼稚園生の女の子、ももちゃんが郵便ポストまではがきを出しにいくお話しなんですが
ロングセラーでもある「はじめてのおつかい」に似たやさしい色えんぴつ画が
ほんわかとした感じになって、ハラハラドキドキの展開でも
どことなく安心感を感じるところがすてきだな〜って思いました。
商店街の活気づいた様子もたっぷりで、絵本やさんが気になってしまいましたが (^◇^)
このお話しは、絵本の前開きから始まっていて
文章はないけど、裏表紙にまで続くように絵がず〜っと描かれているのです。
ももちゃんは2人兄妹なんだ!ってことも分かるし、ももちゃんのはがきがちゃんと
おじいちゃん・おばあちゃんのトコロへ届いたんだね!
ってホットできる。
それに、お母さんのお腹には新しい命も!!
絵本を閉じてもまだ、いっぱい楽しめる絵本に感激しました。
また、ももちゃんのやってみたいことをちゃんと尊重してあげながらも、
まだ小さいのでいろいろ心配してるお母さんの様子もあちこちの場面で見ることができて
子どもたちに、「ママがいつでもしっかり見守ってるよ!」
って安心感をもたらしてくれます。
とても素敵な絵本でした!