どのように読んだらいいのかわからなくて、ずうっと本棚の中に封印していた絵本です。最近の授業で学生が読んでくれたのですが、見ている者は大笑いでした。淡々と読んだだけなのに、まさに絵が語っているのでしょう。あんなに受け入れられるとは、予想外でした。
卒業生に尋ねると、同様に子ども達は大好き!とのこと。あぁ〜ぁ。私の感性は相当年をとってしまったんだ、と実感しました。
タイトル通り『ふしぎなナイフ』です。結局不思議な世界の出来事なのです。初版から20年以上経って、やっとその面白さがわかりました。学生が取り上げてくれなかったら、わたしは宝の持ち腐れをしてしまうところでした。