身近な鳥、スズメ。
でも、その生態はあまり知らないものです。
スズメの子、まるを通して、巣立ちや子育てについて追ってみましょう。
身近で見かけますが、すぐに逃げるので、じっくり観察することはないと思うので、
まずは容姿もじっくり観察してみましょう。
地味ですが、色合いなど、滋味深いですね。
まずは飛ぶ練習。
なるほど、「いち、にの、さん、えい! ジャンプ!」の掛け声に納得。
確かに、危うい飛び方の小スズメ、こんな感じですね。
ひとり立ちし、つがいになり、子育て。
その中では避けて通れない、仲間の死もしっかりと描かれます。
「いち、にの、さん、えい! ジャンプ!」の掛け声が、また受け継がれ、
清々しいです。
自然観察の作品が多い作家さんたちによる作品は丁寧な視点が嬉しいです。
巻末には監修の川上和人さんの解説があり、さらに学べます。
小学生くらいから、スズメのへの見方、変わると思います。