何より、”スクラッチイラスト”という技法で描かれた絵に興味をそそられ、
ついつい手にとって読んでみました。
飛行機に乗ったネズミが主役。なにやらとても急いでいて、
いろんな抜け道をどんどんすごいスピードで飛んでいきます。
急いでいた理由は・・・最後のシーンでわかります。
絵の1つひとつを見ると、すごく細かいところまでしっかりと描かれていて
すごい!と思えるのですが、絵自体がチカチカした印象が強くて、
パッと見、何が描いてあるのか理解できないのが残念でした。
息子も、最後まで絵に慣れることが出来なかったようで、
飛行機には反応していましたが、トータル的に盛り上がりには欠けたようです。
読み聞かせる時は、絵本を離して、遠くから眺めながら読むのがベストだと思います。