キリスト教系の学童に通う息子は、
クリスマスでもイエス様誕生の朗読劇をやるらしく、
クリスマスのお話が大好き。
図書館でこの絵本を見つけ、
飛びつくように借りてきました。
表紙からも分かるように、
とっても美しい絵。
ページの上下にそれぞれ絵が分かれて描かれてあって、
その中間におはなしの文章が描かれているのが
とても素敵です。
文章は日本語訳らしいのですが、
訳もとっても暖かくて、
読んでいても、クリスマスの神聖な情景が
ジーンと伝わってきます。
マリア様が大きなお腹でロバにまたがっているシーンや、
宿屋がなくて困ってるシーンも、
なかなか絵が細かくて、
ヨセフが身重のマリアを気遣ってるらしい表情まで読み取れて、
とても人間らしさに溢れた絵本だなあと思いました。
ただ、なんせ「クリスマスのおはなし」なので、
イエス様がお生まれになったところでお話は終わり。
それが息子にはちょっと、物足りなかったようです。
この絵本の続きがあれば、是非息子と読みたいですね。