うちの上のお姉ちゃんはやはり一人で入ってね、と言った頃からお風呂が嫌いになっているのは気が付いていたのですが、この絵本の僕と同じで目をつぶるのが怖いとか、シャンプーが目に入るのが嫌とか、怪我をした時は、体を洗いたくないからイヤとか、水が顔に掛かるのが嫌とか、ちゃんと自分でシャンプーが出来ないからいつも頭が泡だらけのままお風呂から出て来てしまって怒られてしまったり。。。本当に色々理由は有るらしいのですが、何よりもやはり面倒くさい、との事です。
なのでこの絵本を読んだ時うちの子は「いいなあ、こんなかっぱがうちにも来てくれたら。楽しいだろうなあ。」と言っていました。でも、この絵本を読んだ後はお風呂場にお風呂用のおもちゃを持って入るようになって、それからは一人でお話を作りながら遊びながら入るようになりました。そしてなんとうちの子はお風呂場に聞こえるように自分の好きなCDを掛けてより寂しくないようにしながら入るようになりました。それからはお風呂の時間が以前より随分面倒には思わないようになったみたいで、この絵本の僕のようにお風呂から出るのが嫌になったみたいです。
この絵本はお風呂嫌いと言うか面倒くさくてお風呂に入るのが嫌と思っている子供達の強い理解者になってくれる、まるでお風呂嫌いの子供達の見方の絵本ともいえる頼もしい絵本だと思いました。
子供達の気持ちをしっかりと理解してくれていて、それでしっかりと子供達をお風呂好きにしてくれる、そんな凄い絵本だと思いました。
なので、一人でお風呂に入る年頃になって来る子供達にはもちろん、小さな子供達でもお風呂に入るのを嫌がってなかなか入ってくれなくて困っている親御さんにもこの絵本は凄くお勧めです。きっとお子さんがお風呂好きになってくれると思うし、お風呂を怖がったりすることなくお風呂に入ってくれるようになる、そんな1冊だと思います。とってもお勧めです。