青いズボンを見たもぐらは,どうしてもそれが欲しくなりました。初めは,泣いていたもぐらでしたが,色々な動物の力を借りて,ズボンを作ろうとします。
もぐらが,あきらめずに,自分の手でずぼんを作ってしまう過程が描かれています。植物から糸を作り,布を織り,色々な過程を経て,やっとズボンができることを子供に教えてくれます。
大切にした「あま」を引き抜いて,糸を作る場面では,息子も少し可哀想に思ったようですが,例えズボンでも植物(いきもの)の犠牲でできていることが,自然に伝わればよいなと感じました。
元々は,アニメだったようで,絵も少し漫画チックで面白いと思います。