チェコ生まれの人気者のもぐら君。
エドアルド・ペチシカの文では、「もぐらとじどうしゃ」が姉妹編でありますが、ズデネック・ミレルの絵による数人の作家による作品が存在しています。
お話は、青いズボンを欲しくなったもぐらが、周りの協力を得ながらズボンをこしらえていくというもの。
その製作過程は、本当の昔ながらの手法で、大人が読んでも楽しめること受けあいです。
小学校1年の次男も、興味深く聞いていました。
物作りの大変さ、大切さを、正に感じさせる珠玉の一冊だと思います。
やりぬくことの素晴らしさも同時に教えてくれます。
絵がとても親しみ易いので、早め(4歳ぐらい)に読み聞かせしてあげたい絵本です。