この一つの花は私が小学校の時に、国語の授業で取り組んだものです。
そして、二人の我が子の時にもやはり、このお話は教材として残っていました。
当時、小学生だった私は、記憶としては
「戦争は絶対にしてはいけない」
「お父さんいなくなって可哀そう」
そんな感想を持ったと思います。
長い時間を経て、再び出会ったときは、子どもの音読で聞きました。
そして、その時改めてこの絵本が胸にしみて涙があふれてきました。
大人になってからの自分は、やはり幼い子を残して、戦地へいってしまうお父さんの思い、そして母の思い・・
そして無邪気に笑う娘。
自分が実際に母になってから抱く気持ちは昔とはまた違っていました。
どんなに時代が流れても・・このお話は語り継がれなければなりません。