がろあむしの一生を追った作品です。
ほとんどが、ガレ場と呼ばれる地下が舞台なのですが、
まずは、空の俯瞰図から始まることで、
人間が住んでいる場所と地続きであることが体感できます。
ガレ場では、もちろん、他の生き物たちもうごめいています。
無事生まれたがろあむしは、他の虫を捕獲し食べ、
自らも襲撃され、身体の一部を食べられ。
さらには共食いし、産卵して。
生々しいですが、まさに生きる姿です。
そんな一生を終え、また俯瞰に戻ると、人間の開発した跡が見て取れます。
あとがきによると、10年ほどかけてガレ場を再現した装置で観察したそうです。
小学生くらいから、生き物の営みをしっかり見届けてほしいです。