少々寂しいことがあったので、酒井駒子さんの絵本を5冊、立て続けに読んでみました。「絵本は大人が子どもに読んであげるもの」なのですが、「大人が感動することもあるもの」では…と思いました。
2歳半のHちゃんに読んだとき、彼女は真剣に見てくれましたが、果たして「ぼくとはケッコンできないっていうし」というところはわかったのかなぁ?と不安になりました。もう少し経ってから、「これ読んで…」と再び言ってくれることを期待しましょう。
寂しさはすぐに消えることはありませんが、少なくとも読んでいる間は、うさぎのぼうやに感動移入していました。「サヨナラおかあさん」といわれて悲しい表情をしているお母さんと「あのね おかあさん… また ぼくとあえて うれし
い?」とたずねるぼうやがいいですね。
表紙のビスケットがおいしそうです。