2歳の息子に読んでやりました。
ロシア民話と書かれていますが、ヨーロッパではよく知られたお話なのですね。『しょうがパンぼうや』という絵本と内容が同じでした。地方ごとに食べるパンが違うように、お話も少しずつ違うのでしょうか。
瀬田貞二さんの文章がとてもリズミカルで心地よく、読むと癖になってしまいます。あまり派手ではない絵ですが、素朴さが伝わってきて、なかなかいい味です(パンもいい味がしそうですね)。
最後にきつねがうまいことおだんごパンをおだてて少しずつ引き寄せてパクリといくところがたまりません。やっぱり追いかけたら逃げますよね。