「おかあさん、面白い本借りてきたんだ」学校から帰ってきた子供の第一声。どんな本かと思ったら、宮西さんのこの本でした。
不思議なキャンディー売りから、変身できたり消えたりできる飴を買う前半。
「この飴をなめると声が変わる」「この飴をなめると変身できる」
次々出てくる不思議なキャンディー。
誰でもこんな飴がほしいと思ったことがあるのでは?
その飴を使っていたずらを思いつき、ピンチにたたされる後半。
豚は次々飴をなめて、どうにか乗り切ろうとします。
コミカルな絵と、お話のテンポのよさが子供をひきつけます。
何より「変身できる飴」は、いつの時代も子供の心をワクワクさせるのではないでしょうか。
7歳4歳の二人とも一緒に楽しめるお話でした。
最後に豚さんが元に戻るのかどうかが、子供たちの心配事のようです(笑)