堀内誠一さんの絵による痛快なお話しです。牙をむき出しにしたおおかみの迫力でハラハラドキドキもします。でもきこりの気転のきいた発言でめでたく!難を逃れました。燃えない薪による煙やおおかみの横っ飛びの描写がスピード感を見事に描いています。まさにスリル満点の絵本です。
子どもの頃、「どてのすかんぽ ジャワさらさ …中略… すかんぽすかんぽ ドレミファソ〜」という童謡を聞いたことがあります。そのすかんぽがこの絵本に出ています。正直どのようなものかは知らないのですが、一説にはイタドリ科の植物で葉と茎が食用になるとか。酸っぱいからこの名前がついた、ともいわれているそうです。
すかんぽのスープってどんな味なのでしょうか?