最近、絵本を買ってあげると言っても「いらない」と言う娘が、これは久々に欲しいと言いました。
16世紀に書かれた針聞書(はりききがき)という医学書から腹の虫が飛び出してきた・・・そんな風変わりな絵本です。
昔考えられた虫の名前とその虫の風貌が・・・
とっても子どもの感覚を刺激しそうな不思議な存在感を漂わせます。
アーサー・ビナートさんの日本人以上に日本的でやさしい文章がまた独特な世界を作り出しています。
あとがきには当時の体の不調のとらえ方治し方などが書いてありその感性がかえって新鮮でとても興味深いです。
親が読んでも面白いですよ。