うさぎくんに「話したいことがやまほどあるんだ」と言われたぶたくん。一緒に木の下に座りますが、「畑に水やるの忘れた。ここで待っててね。」とうさぎくんはいったん家に帰ってしまいます。
ひたすら待つぶたくんですが、うさぎくんはすっかり忘れてしまい、くまくんやきつねくんと遊んだりごはんを作ったり。
ぶたくん、なんて気が長いのでしょう。いらいらもせず、やっと来たうさぎくんに「待っててよかったよ」なんて。なかなか言えるセリフではありません。
約束を簡単に忘れてしまったうさぎくんと約束をしっかり(すぎるほど)守ったぶたくん。
けっこう年齢の高い子でないと、この絵本から何かを感じ取るのは難しいだろうな、と思いました。
娘は「で、話したいことって何だったの?」とそこが気になってしまって、消化不良の様子でした。