お腹が減って、みんなの分を食べてしまい、町を追い出されてきたはらすきー。
怒っている皆に対し、お腹が減るのははらすきーのせいじゃない、それに対して怒るなんてこんなのおかしい!と言うケン。この倫理を説いて皆を説得する場面が印象的でした。
そこで考え方を変えてはらすきーのために食べ物皆置いていってくれる皆にも感動しました。
はらすきーはその後心を入れ替え優しい瞳へ。
やさしさがやさしさを生み、やさしさで人が変わることが分かる絵本でした。
心があったかくなるお話です。
子供の描いたようなタッチの絵でリラックスして読める割に人生で重要なポイントが抑えられているのではと思います。