動物園に行ったものの見たかったこぐまが見られなくてふくれっつらをするあみちゃんが、帰りの電車の中でこぐまになってしまう・・・親の立場で読むと「ふくれるとバチがあたる」ストーリーですが、2歳の息子にとっては不思議で楽しいお話のようです。もう少し大きくなったら、「ふくれるといいことがない」ということも感じ取ってくれるのかな?あみちゃんの「ふくれっつら」の絵が、いかにも子供のふくれた様子をよく表していておかしいです。最後はこぐまになってしまった自分に気付きあわてておかあさんを求める子供の姿が、ほのぼのとしていてあたたかです。