「もりのおくりもの」という3冊セットのうちの1冊。
これは秋の終わりに冬じたくをする森の仲間たちの様子が描かれていて、3冊一緒に読むならこれを最初に読むのがおすすめです。
森の動物たちは、木の実を拾って冬支度をしています。とても優しいたぬきさんは、他の動物たちを手伝ってあげたり、自分の拾った木の実を全部あげてしまったり。結局自分の木の実は拾えないままに日が暮れてしまいました。
がっかりして帰ったたぬきさんの家の前には・・・。
みんなのために一生懸命なたぬきさんと、そんなたぬきさんを大好きな仲間たちのやり取りに、心がほかほかとしてきます。
ほのぼのストーリーにぴったりのやさしい絵で、小さいサイズのかわいらしい絵本です。