戦争中、田舎の町に疎開してきた女の子。隣の席のしんぺいちゃんは、わんぱくだけど本当はとっても優しい子。空襲でおひな様が焼けてしまった女の子のために、ちびた鉛筆でおひなさまを作ってくれました。次は三人官女を作ってくれると約束したのに、それがしんぺいちゃんに会った最後でした。その夜、この町にも空襲があったのです・・・。
子どもたちにはどうにもできないところで起きていながら、子どもたちの生活も、想いも、命さえも奪い去ってしまった戦争。そこで失われてしまったものの大きさといったら・・・。
テーマも重く悲しいお話ですが、平和の大切さを知るためにもおすすめします。ひな祭りの時期より終戦記念日の頃に読んであげた方がいいかな。