私の絵本コレクションの中でかなり前に加わった1冊です。日本で1969年に初版ですが、私が購入したのは1973年でした。絵本そのものの形態が今販売されているものと違います。35年以上経っても読み継がれているのは素晴らしいことですよね。
幼稚園でも何回も読み、ティファニーちゃんと心の優しい泥棒のお話しにわくわくしたものです。お揃いの服を着て幸せになった孤児たちが村を作って、3人の泥棒のメモリアルトルムまで建てるなんて。ドイツのシュタイナウにはこれとそっくりなお城があります。数年前、マーガーズッペの人形劇を見に行った時、その付近の雰囲気がまさに「すてきな三にんぐみ」ワールドでした。このお話しの舞台ではないと思いますが、ひとときその世界を巡るのもステキでした。