こちらの平和を考えるお勧め本リストにあったので、
夏休みの二年生の娘たちが自分でまず読みました。
あらすじは以下の通り。
キツネ親子の成長と北の島に渡ってくるおじいさん、おばあさんとの触れ合い。
上陸してきた兵隊に子狐が撃たれ、もう一匹は罠にかかる。
父狐は子狐を守る為に人間の前に飛び出し、
二度と戻らず、残された傷付いた母狐と罠に掛かった子狐は次第に弱って行く、、
そして戦争が激しくなりおじいさんおばあさんも島には来なくなり、、
北の島の美しい風景の中の狐と人間の触れ合いと、
人間(兵隊)による銃撃と狐家族の引き裂かれる哀しみ、
それに加えて微かに出てくる戦争と
テーマが多岐に渡り小さい子どもにはどのテーマも伝わりにくい様に感じました。
あまり触れられていないのであらすじに絡めて戦争について説明もしづらい感じでしたので、うーん、、小学校中学年以上の読み聞かせになら良いかもしれません。
絵が美しいだけに、平和について子どもと考えるにはあまり向いていない内容は残念でした。