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宮沢賢治の絵本 オツベルと象」 トゥリーハウスさんの声

宮沢賢治の絵本 オツベルと象 作:宮沢 賢治
絵:荒井 良二
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2007年10月
ISBN:9784895881555
評価スコア 4.22
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みんなの声 総数 22
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  • 絵と言葉使いが息子のお気に入り

    3歳3ヶ月の息子に図書館で借りました。
    息子も私も大好きな荒井良二さんの絵。

    これも難解な童話ですね。
    オツベルと白い象は何のシンボルなのか。
    なぜ、象なんだろう。そして象なのに「サンタマリア」なんてキリスト教なの?
    インドでなくてアフリカ象?
    オツベルも西洋風(ドイツ風?)の名前だけれど、小麦じゃなくて稲をあつかっているし。
    イメージできる国や時代がごちゃごちゃになります。
    宮沢賢治にとって、そんなことはどうでもいいのとなのかもしれません。
    オツベルのことも、白い象のことも、
    何を象徴しているとか、そんなことではなく、
    今の私には、難しいことは考えずに字面そのまま受け取って
    素直に読めばいいのだと思えてきました。

    そして、荒井さんの絵が本当にすてき。
    私の読んだことのある「オツベルと象」とはまるで別物のようです。
    (ちなみに、私は幼いころ読んだ父の蔵書では「オッペルと象」というタイトルでした)
    象たちの怒りの赤い表現は迫力がありますし、
    なんというか、リアルな表現ではなく、ちょっとおとぎ話風で、
    かつこの無国籍な感じの表現も、荒井さんならではです。


    3歳の息子は、大好きな乗り物本以外は、
    かなりの確立で絵の好き嫌いで絵本の好き嫌いが決まります。
    まだ、文章では全てのストーリーを全ては理解できない分、
    絵をよく見ているからではないかと思われます。
    そして、ちょっと変わった言葉の使い回し(「のんのんのんのん」というオノマトペなど)、登場人物の仕草などで喜びます。
    この本はそんなところで気に入ったよう。
    荒井さんの絵と宮沢賢治の不思議な表現などが、何となく、
    彼の身体に残っていけばいいと思います。


    最後の奥付に牛の絵が描いてある、なんでだろう??と思ったのですが、
    これは牛飼いが物語ったのですよね。

    投稿日:2014/06/30

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