『ジェイミー・オルークとおばけいも』に続く作品です。
このお話も 前作品と同様
アイルランドに伝わる昔話をもとに創られているそうです。
怠け者のジェイミー…今回も妖精にまんまとしてやられます 笑。
奥さんの言いつけを守らずに 家の中を散らかし放題にしていたジェイミー。
そんな風だからプーカが家にやってきたのですが
このプーカ…妖精になる前は ちっとも働かない怠け者で
その罰として 死んでからこんな姿になって
散らかった家を探し
片付けてまわらなければならなくなったのだそうです。
この絵本の中で プーカはあまり怖い感じではないのですが
アイルランドでは 恐ろしい性質の妖精といわれているみたいです。
ジェイミーのような怠け者のところには
いつかプーカがやってくるかもしれないよ…とか
そんなに怠けてばかりいると
あの世に行ってからプーカにされてしまうよという
昔話らしいメッセージを感じます。
それにしても 今回も全く懲りた様子のないジェイミー・オルーク…
どんな事が身に降りかかったら 怠け者を卒業できるのでしょうか 笑。
続きが気になります。
第3弾・第4弾と続くと良いな…と思いました。