片付けを教えるお父さんと、片っ端から散らかしていくぼうや。
最後はお父さんが諦めて初めから片付け直すよ、というお話。
我が家の1歳の娘と散らかし方がそっくりですが、なんとも言えない味のあるイラストのぼうやはなんだか愛らしい。
最後のページのお父さんはなんだか疲れ切ってしまっているようだけど、きっとぼうやの「ちらかし遊び」でさえも愛おしく思っているのだな、と思うと、途端に我が家の「ちらかしむすめ」も愛おしく思えてきました。
育児は長く続くけど、きっと終わってしまえばあっという間。
だからこそ、少しでもイライラをやめて楽しみたい。
そんなことを改めて感じさせられた一冊です。
でも、娘に読むときは「お片づけを邪魔する困ったぼうや」のお話として読みたいと思います。あくまでも。
いつか、「この子は散らかしてばっかりで仕方ないね」なんて感想が娘の口から出てくることを夢見ながら。