宮沢賢治さんのお話とスズキコージさんの絵がすごい迫力のあるお話になり読みごたえがありました
三人兄弟の医者も人をみる医者、獣医、 樹木医とそれぞれの特技で医師をしているのもお話の魅力
そこに登場する北守将軍ソンバーユーは 30年の昔は10万の軍勢を引き連れる将軍だった
しかし 砂漠の中で白馬も将軍もくたびれた様子で城へ戻ってきたのです
ソンバーユー体は馬から離れなくなっていたのです
驚きますよね こんな状態になるまで 将軍は戦い続けていたなんて!?
そこで 医者をさがし治療してもらうことに
どうしたことでしょう?
そこで 三人兄弟の医者に診てもらうのです
まずは リンパー先生
狐や砂鶻(砂鶻という鳥)たちに騙され 兜が頭から離れないのを薬で頭を洗い 取り除き元のように直したのです
次は白馬の治療 馬医のリンプー先生 白馬は煙と流れる汗で元の白馬になり
次は樹木医のリンポー先生が薬とうちわで将軍の顔をつるつるにして 30年ぶりににこりと笑顔を取り戻させたのです
ここではじめて 王様はソンバーユーの功績をほめたたえたのです
任務を終えたソンバーユー将軍は肩の荷を下ろし生まれ故郷で・・・・過ごし とうとう 仙人になったというお話です
白馬も神馬となったということです
宮沢賢治のお話を スズキコージさんの絵とともに 勇ましいお話絵本となりました