主人公の女の子と犬のリリの物語。女の子とリリが大の仲良し。何をするにも一緒。でもそんなある日・・・リリに異変が。そして悲しい結末に。ペットを飼うということ・・・とても楽しい事、嬉しい事、でも悲しい結末が待ってる事。子供にとっての「死」とはどういうものなのか。理解できるのか。うちも息子がまだ赤ちゃんの頃犬を飼っていたけれど、病気で死んでしまった。息子は覚えているのかわからないが、この絵本を見て「かわいそうだね、リリも女の子も」って言いました。「かわいそう」っていう言葉は内容を理解した事もあるかもしれないけれど、女の子が泣いてる絵を見て想像が自分の中で膨らんだのかな?それよりも読んでる私の方がウルウルしてきて・・思わず涙してしまいます。ペットを飼う事の意味を考えさせられる絵本だし、ペットが飼い主に残してくれる物を改めて考える機会にもなった絵本でした。