田舎のおじいちゃんの家にママとやってきた“ゆうすけ”。
ママは急な用事で帰っちゃった。
ゆうすけはおばあちゃんとは仲良しで、お風呂も一緒!
だけど、おじいちゃんがちょっと苦手なゆうすけ。
いつもむすっとしているし、なにを話していいか、わからない・・・。
でも、おばあちゃんまで用事でいなくなっちゃった!!
おばあちゃんの帰宅が遅くなるので、
夕飯はおじいちゃんに作ってもらうことになった。
「なにがたべたい?」
「ハンバーグ!」
「ハンパク?」
子どもたちもこのハンパクに大爆笑 (^◇^)
見たことも無ければ食べたとこもない、ハンバーグだもん仕方ないよね!
ゆうすけは、絵を書いておじいちゃんにハンバーグを教えました。
おじいちゃんと作るハンバーグは、まさにハンパク!
おかあさんと作る物と全然違う。挽肉の中には大丈夫かな?ってのもどんどん入れちゃって、
形だって自分の好きな形に!大丈夫なのかな?
子どもたちも少々心配気味でしたがとにかくダイナミックで自由!
男同士の料理って型にはまらないところがたのしいし、おいしさも倍増するんだろうね。
ゆうすけとおじいちゃんのハンバーグのお味はどうだったかな?
ちょっと苦手な存在のおじいちゃんと一緒に過ごした
たのしい時間がとても新鮮で、楽しかった分2人の中も急接近。
おじいちゃん、本当はず〜っとこういう時間をゆうすけと過ごしたかったんじゃないかな?
田舎ののんびりとした夏の雰囲気と、おじいちゃんと過ごすたのしい時間が
うれやましくなっちゃう、たのしい絵本です。
子どもたちも、みどりいっぱいなお庭に、スーパーと違う雰囲気の商店街が
すごく羨ましい様子でした。
それから、ハンパクも食べてみたいね!って、羨ましい事がいっぱいなお話しだったようです。