赤くてふわっふわの手編みの手袋の絵がなんともあたたかそうで、3歳の息子が「ぼくのてぶくろどこだっけ」と自分のキャラもののてぶくろを握りしめながら私の読み聞かせに耳をすましていました。
ていねいに編まれた手袋が、暖炉の日の前で乾かされている絵を見ると、自分の手抜き育児を振り返りたくない気持ちにもなるのですが(笑)、お母さんが女の子を慈しみながら育てている風景が思い描かれて、素敵な日常だなぁと感じました。
「そうか。手袋は毛糸でできているしな」などと当たり前のことをつぶやきながらも、なくなった手袋が廃棄されたり朽ちていくことなく大切に森の仲間たちに使われていることを嬉しく思ったりしました。
手編みだと、なくしても片方編んであげられるという、ポンコツ母の私からすると想像もつかない魔法のような手法があることにも感動しました(笑)