まさるが、お母さんに頼まれて、4歳の誕生日にプレゼントしてもらった新幹線の乗り物に乗って、おつかいに行く話です。
すっごくいいですよ〜、この本!
乗り物好きなお子さんへいうよりも、乗り物ごっこが好きなお子さんに
絶対ウケると思います。
もうまさるの気分は100%新幹線の運転士さんなんです。
その意気揚々さと1つ1つの仕草そのものが、
もうじき4歳になる息子には共感でき、一緒にワクワクできるよう
です。
また、大人にとっても、ふきだしてしまいそうな箇所が多々あり、
傍にいた私の母(つまり息子にとっては祖母)まで思わず、
ぷっと笑ってたほどです。
4歳くらいの男の子の心情をよくとらえていると思います。
「トイレに しんかんせんで いきます。
おひるねも しんかんせんでします。
おふろにも しんかんせんで いきます。」
息子には全て気持ちが分かるそうです。 だって好きなんでしょって。
また、八百屋さんで「カレーライスください」って言っちゃうところも、大ウケでした。
ストーリーはシンプルですが、山場やたくさんのオチがあって、
まさに絵本のあるべき姿って気がします。
とってもお薦めです。
絵も大きいので、幼稚園やサークルでの読み聞かせに向いていると
思います。是非、読んでみて下さい。