犬と猫とねずみ、そして、おとなしい赤いめんどりが一緒に住んでいました。
でもね、力をあわせて生活していたわけではなく、いつも、働きづめに働くのは、めんどりだけ。
ほかのみんなは、いつも、ぐうたらで、何もしないという始末。
題名のとおり、このめんどりは「おとなしい」めんどりなので、文句も言わずに、1人働くわけだけど...
最後にはどんでんがえしが。
手伝ってのめんどりの言葉に、ことごとく「いやだ」とつき返す、猫と犬とねずみですが、最後の結末を知ってから2度目を読むと、とても笑えます。そんなこと言ってたら、この後どうなるか...ほらほら、いいかげんにしとかないと、って口をはさみたくなる。
「働かざるもの食うべからず!」
このことわざどおりなのです。痛快!