だからわたしはひとりでおかしをたべます!!
と、おとなしいめんどりは言うけれど、わたしだったら言い切れるかな?と悩むところもあるし、働かざるもの食うべからず!!は、その通りですが、なんだか教訓めいた感じが強くて、どうかな?と感じながらもやはり、ずっと気になる絵本でした。
『ちいさなあかいめんどり』とか、似たような内容の絵本が他にもあります。最初は、小さい子向けにバイロン・バートンの『ちいさなあかいめんどり』で語ってみました。幼児も小学校低学年の子も、ねこたちのことわる言葉の繰り返しがリズムもあり?楽しいようでした。
でも、幼児は、食べ物はみんなで分けて食べた方がいいのに、どうして?ねこたちには、分けてあげないの?と思う子もいたようでした。
あとで、ひとこと説明して、納得!したかなあ、という感じでした。
そこで、谷川俊太郎の訳であること、
「それからというもの、仕事があるたびにおとなしいあかいめんどりはてだすけにふじゆうしなくなった」
という言葉のある点で、他にも似た内容の絵本はあるのですが、この絵本に決め、図書館から借りてではなく、購入して、この絵本で語ってみようか?と思っています。