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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ぼく」 しいら☆さんの声

ぼく 作:谷川 俊太郎
絵:合田 里美
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2022年01月20日
ISBN:9784265089536
評価スコア 3.67
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みんなの声 総数 8
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  • 生かされているということ

    たまたま「谷川俊太郎」「絵本」「死」という文字に
    Eテレの番組を録画しておいて
    後日見て、びっくり
    てっきり、勝手に
    高齢者視点
    人生における「死」だと
    勝手に思い込んでいたのですが

    「子どもの自死」

    報道される痛ましい子どもの自死は
    多くは、いじめとか耐えられない環境とか
    だとばかり、これまた思い込んでいましたが
    どうやら、はっきりした原因が分からないことが
    多いらしいとのこと

    子どもの自死というと
    私は、同世代の岡 真史君の
    詩集「ぼくは12歳」を思い出します

    「闇は光の母」シリーズ3巻目

    絵が、Eテレで見たとおり
    淡々としたーという表現でいいのでしょうか
    日常 です
    スノードームのアイテムもなるほど・・・
    「ぼく」がノートに書いた
    詩も何度も読み返して
    やっぱり、「ぼくは12歳」を思い出してしまいます
    6−1のシールの道具箱もなるほど

    「編集部より」は、ルビもふってあります
    切な願いが綴られています

    谷川さんの言葉はシンプルながら
    グサグサ刺さるように思います
    繊細な心を持つ子は、どう感じるのかな・・・

    当たり前のことで
    編集者側が意図しているとは思うのですが
    詩だけ読むのと
    絵がついている絵本と
    伝わり方が違うかと

    「うちゅうは おおきすぎる
    じかんは おわらない」
    「なにもわからず」

    そうそう、これから、何かあるかもしれないんだよ
    ね、だから・・・だから、生かされているんだよ

    生きているのではなく、生かされているんだよ

    と、希望的観測で伝えたいです
    残念ながら
    ロシアのウクライナへの侵攻が続く今だからこそ
    なおのこと、強く感じさせられるのかもしれません

    投稿日:2022/03/06

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