盲導犬歩行指導員が、その育成について解説する写真絵本。
アイメイト協会から旅立つ1000頭目のセロシアを中心に追ったドキュメンタリーです。
豊富な写真があって、内容の割には簡潔な文章で盲導犬理解にはいいですね。
盲導犬育成には、専門のスタッフのほか、繁殖や飼育、リタイア犬飼育などの
多くのボランティアがいるのですね。
そして、盲導犬が目の不自由な方のどのような役割を担うのかがよくわかりました。
もちろん、盲導犬をどのように利用するかも大切なんですね。
私の子どもの頃に比べたら、盲導犬や点字、車椅子体験など、
子ども達へのバリアフリー教育の取り組みはずいぶん進んでいて、心強いですが、
この絵本もその中の1冊としておすすめしたいです。