スクランピイはベンの犬です。でも、ただの犬じゃない。
ベンのいちばんの友だちです。
ふたりは、どこに行くにもいつもいっしょ…
ところが、ある日、病気になって死んでしまいました。
ベンは、悲しくて悲しくて、ベンを思い出すたびにつらい気持ちになっていました。
今まで一緒にいた家族の一員のペットを亡くした気持ちは、言葉では言い表せないくらい、悲しいと思います。
その悲しみを乗り越える方法に気づかせてくれます。
だからと言って、これを読んだから乗り越えられるというわけではありませんが、時間をかけ、少しずつ、そして何かのきっかけで、と、ちょっとしたアドバイスが隠されていました。
とっても悲しいお話ですが、絵のタッチが柔らかく、何ともいえない優しさを感じることができました。