親しみやすく かわいい絵。
みじかくて わかりやすい言葉。
素直な気持ちで おさると りんごの行方を追いかけてしまいます。それだけに「・・・ふりをした。」のひねりがきいて、おもわず、うふふ。
生きるのに せいいっぱいの はらぺこ動物たちが
「やれやれ」と いいながらも ちいさな命を いつくしむ存在へと かわっていくところが なんともいえません。 小学校の高学年や 中学生、高校生にこそ読んでほしい気がします。もちろん ちいさなおともだちも おかあさんざるのうでのなかの おさるの あかちゃんを いとおしく見つめてくれること うけあいです。