病院で点滴の間、暇だから 『何かして欲しいことある?』 と聞くと
『絵本読んで欲しい。』 と甘えた、か細い声で答えた。
待合室から、ジャンルの違う3冊の絵本を持っていくと、息子は 【パンダコパンダ】 を選んだ。
『このパンダ、トトロに似てるね。』
『だって、同じ人が描いたんだもの。』
Y はケラケラ笑いながら、私もこの先どうなるのかと、ドキドキ、ワクワク、楽しく読んでいたら、息子が 『あっ!なくなってる!』 と点滴を指差した。 (≧▼≦)
それくらい時間を忘れ、息子の点滴も忘れるほど、物語に引き込まれてしまうのは、さすがです。
<アニメ絵本> になってるということは、映画だったのか?と調べてみると・・・ナ、ナント!!宮崎駿さん×高畑さんの初のアニメーションだったのです。
その後 【ハイジ】 【母をたずねて三千里】 などを手がけたそうです。
【パンダコパンダ】 がトトロに似てるって息子は言ったけど、それはむしろ逆で、【トトロ】 や 【ハウルの城】 のヒントになっていたんですね。
主人公の赤毛のミミ子ちゃんは 【長くつ下のピッピ】 をイメージしているそうです。