6歳の長男が一人で読めそうな本を探していて、まずは自分で読んでみました。
ペレストロイカ期のソ連で出版された児童書です。作者のウスペンスキーは、チェブラーシュカの作者なのだそうです。
フョードルおじさんというのは、実は6歳の男の子です。都会の団地に住んでいます。動物好きで、近所で出会った人間の言葉を喋る猫を飼いたかったのに、ママに反対されたため、家出をします。遠くの村に住み、犬や牝牛なども加わって楽しく暮らします。そして次々と事件が起こるのですが、ロシア人のユーモアがとても愉快です。
分厚い本ですが、22章にわかれていて、すべての漢字にふりがながふってあるので、読みやすいと思います。
うちの息子も、フョードルおじさん同様に、都会で動物禁止の団地に住んでいて、6歳なので、興味を持って読めそうです。絶版なのが残念です。