世界のむかしばなしといえば、グリムとかアンデルセンなどなどが有名ですが、この本にはでてきません。
でてくるのは、ヨーロッパでも、北欧のほうのお話が多いです。
(世界のむかしばなしなのに、ヨーロッパばかりというのもちょっとヘンですね・・・)
この絵本では、全部で14話でてきます。
息子(5歳)が喜んだお話は、『7人さきのおやじさま』『くぎスープ』でした。
『7人さきのおやじさま』では、そんなのおかしすぎるよねぇと読んでしばらく経った後でも、繰り返し笑いをこらえながら、言っていました。
『くぎスープ』は知っていたお話なのに、ぐいぐい引き込まれてやはり大笑いしていました。いいお話は何度聞いてもいいのですね〜!
『ちいさなおうち』というロシアのお話では、ああ、『てぶくろ』のおはなしね・・なんて読んでいたら、最後は・・・!!!
すっごくかわいらしいお話もありましたが、最後に主人公と思われる動物が食べられてしまうお話も結構ありました。
少し挿絵もあり、小さい子どもでもいろいろ想像しながらお話がきける絵本ではないかと思います。