たくさんのかえるのたまごが、出てきたかと思ったら、いきなり魚に食べられてしまい、4つだけになってしまうところから始まります。
冒頭から、自然の厳しさを感じる内容に、どんな展開になるのかドキドキ。
おたまじゃくしからかえるに成長し、敵から逃げたり、他の生き物のたまごを餌にしたり、生き残った仲間と楽しく遊んだりしながら成長していきます。
そして、冬が来ると土の中で春が来るのを待つ。かえるが過ごす1年の様子もわかります。
初版が、1964年ということで、長く親しまれてきた絵本だけあって、シンプルな絵ですが、とても惹きつけられます。