漫画家・いがらしみきおのクリスマス絵本です。息子が図書館で選びました。
ぼのぼのは、海に住むラッコのこども。森の動物たちはクリスマス前になると、それぞれいろいろな方法で自分の運を確かめます。同じ方法ではなくて自分で思いついたことというのが、動物によって差が出やすいかなと思いました。クルミを取りに行ったリスというのは断然優勢ですものね。ぼのぼのは、海から誰かこないか運試しをします。
途中に出てくるクマさん、目がちょっと怖いのがひっかかりましたが、とても優しい心の持ち主であることが後でわかります。
最後の「運の よかった みんなには、さっそく よい ことが。運の わるかった みんなには、それでも よい ことが。それが、クリスマスだよ。」という言葉にじーんとしました。クリスマス、誰もが今までの悪いことを忘れられる特別な日。
クリスマスマジックとでもいうのか、森の動物たちにはどんなマジックが起ったのでしょうね。それは読んでのお楽しみです。