不思議の国わちふぃーるどの、不思議で愉快なお話の1つです。
ダヤンが川岸で見つけたなまずの駄菓子屋さん。駄菓子って聞いただけで昔を思い出す感じがしますが、わちふぃーるどの住人も格別な味ではないけれど、しみじみとしたこの駄菓子が大好きなようです。
駄菓子屋のなまずのおばさんが、亡くした息子の生まれ変りを探しているというちょっと悲しいお話でもありますが、わちふぃーるどは不思議の国。不思議な事が起こっても不思議じゃない!?
狐もフーピーの活躍もあったりと、小さなこの絵本の中には楽しい時間や切ない気持ち、ドキドキや優しさが沢山詰まっています。
お話はもちろんですが、素敵な挿絵も忘れられない絵本です。