絵本好き仲間が中学年への読み聞かせお薦め本として紹介していたので、借りて読んでみました。
まずはその絵の迫力に惹きつけられます。炎の中で口を一文字に引き結び、かっと目を見開いている一匹の猫。表紙のパワーに吸い寄せられるように一体どんな猫なのかしらとページをめくってしまいます。
弱々しかったみけが修行に耐えて八方にらみの術を身につけ、恩人のお爺さん、お婆さんのためにねずみをやっつけるという成長物語。
眼力の凄さに圧倒されたのか、我が家の子ども達の反応は今一つでしたが、3年生の教室で読んだ友人は、とても反応が良かったと言っていました。