乳幼児、幼稚園児、小学生、大人、ご年配の方、いろいろな場面で読み、一緒に楽しい時間を共有できる絵本の一冊です。
それぞれ反応の違いは多少ありますが、読み終えたあと、みんながほっこりした顔になることの不思議さに、いつも感動してしまいます。
言葉のリズムの心地よさでしょうか、ページのめくりとお話の展開がピッタリだからでしょうか、白地に花嫁さんやきつね、たぬき、おまんじゅう、萩の花が浮き上がるように描けているからでしょうか。それとも
昔話の持つ底力なのでしょうか。
なんども読んでみようと思えるし、なんどでも読んでもらうたびに楽しさを感じる本です。