地味な絵と昔話という形をとっているので、うちの娘は自分からは手に取りません。しかし、今旬で、しょっちゅう食卓にのっているたけのこの話なので、いい機会とばかりに読んでやりました。
どこまでもどこまでも伸びてくたけのこに、娘は「この男の子ちゃんと帰れるの?」と心配げな顔。
村の人たちの、池の水をなめたらしょっぱくて海と気付いたところで、くすくすきゃははと笑いだしました。
絵本の体裁ですが、文章はストーリーテリングのテキストとしても使えそうです。スピード感、びっくり感のあるお話なので、いつか語ってみたいですね。