とうもろこし畑の中に1本だけ背の高いとうもろこしがありました。それがひょろのっぽくん。
みんなより背が高いのを自慢していたら、背の低いとうもろこしたちに「背は高いけどやせっぽっちだね」とからかわれるようになります。
いよいよ収穫時期になりみんなは次々収穫されていくのに、いつまでたってもひとり収穫されません。
ようやく収穫されたと思ったら今度は窓辺にほおっておかれる始末。
ひょろのっぽくんの不安で悲しい気持ちがこちらにも伝わってきます。
どうなっちゃうんだろ?と子どもも心配な表情で聞いていました。
そして真っ暗なバックに文字だけのページの次をめくると…。
素敵な結末が待っていました。
なんとポップコーンに大変身〜!ポップコーン用のとうもろこしだったのです。身も心も軽くなったひょろのっぽくんの嬉しそうな表情が印象的。よかったね!ひょろのっぽくん。