ママから頼まれた初めてのおつかいでドキドキする様がヒシヒシと伝わってきます。
お店の前では一緒にドキドキし、牛乳を買った後は一緒にホッとして、ママに会えた時は一緒に達成感につつまれました。
息子は自分ひとりで買い物に行くのを知らないですから(今のご時世子供一人では行かせられない)なんだか納得いかないようですが、背表紙の赤ちゃんと一緒に牛乳を飲んでる絵を見てなんとなくホッとしたような気になってます。
私が子供の当時(昭和50年代)は普通に子供一人でおつかいに行きどの子もこの「ちょっと大人になった気分のドキドキ感」を味わったと思うのですが、今の子供はなかなか体験する事がない気分ですよね。
この絵本をきっかけにその独特の「ドキドキ感」を感じてもらえたらいいなと思いました。