このシリーズが出たら、うちでは買わずにはいられません。
「松竹梅」「堪忍袋」「本膳」「牛ほめ」「権兵衛狸」の5話。
どのお話もうちでは初めて聴くもので新鮮でした。
ひとつのお話が5分です。
弟のお気に入りは「本膳」。山奥の村人たちが、本膳の食べ方がわからないというので、先生の真似をするというお話。
いもを転がしたり、ごはんつぶを3粒鼻の頭につけたり、次々と真似をしていく…、その様子と、独特なイントネーションの話し方がとてもおもしろい。よく考えると、先生の食べ方も相当ひどいです。
ある日、弟がベッドで何かブツブツ言っているかと思いきや、よく聞いてみると、「本膳」の中の方言の独特なイントネーションで村人たちのセリフを覚えていて一人落語をしていたところでした。
兄のお気に入りは「牛ほめ」。松こうが、お父さんに頼まれて、おじさんの家をほめに行き、ついでに牛もほめる話。お父さんから教わった難しいほめ言葉をことごとくおかしく言い間違える松のとぼけ方がおもしろく、子どもも大喜びです。オチも大爆笑。
難しい言葉は、本で確認して、覚えていました。