スイスに伝わる鈴の祭のお話です
お話のはじまりがいいですね
ずっと遠く、高い山のそのおくに みなさんみたいな男の子が、すんでいます・・・こんなはじまりに惹かれます
素朴なまちの家 絵がいいですね〜
ここに住んでいるウルスリという男の子 帽子をかぶり人形のようです(ピエロかな)
彼は お父さんとお母さんにかわいがられて育っているのが分かります
でも 親のお仕事の手伝いもよくする 良い子だな〜
素朴な子供らしさ こんな生活にあこがれます。
この町に今でも伝わる鈴のお祭り 「大きな鈴がほしい」 だって鈴の中にお菓子や 木の実 肉がもらえるんですもの
大きい鈴がほしくなるのは あたりまえですね〜
子ども心に みんなに小さい鈴だと馬鹿にされるのがいやだったのです
ウルスリは考えて大きい鈴が山の夏小屋にあることを思い出し 一人でそこへ行くのです。深くて せまい道 怖い橋を通って雪の中を一人で山小屋に行くのです(冒険ですね)
でも・・・・(どんなに親は心配したことでしょう!)
大きな鈴を枕に山小屋で一夜を明かすのです。 両親は心配します 子供って 自分がこうだと思うと 一途なところがあるんですね
親の心配していることなど 忘れてる 大喜びで帰ってきたので親たちは ホットしたことでしょう(両親が怒ってないのがちょっと気になりましたが)
今の時代では考えられないような子供の冒険ですね
絵の中に素朴な幸せを感じました