1980年代後半から1990年代の絵本界を席捲した「ウォーリーをさがせ」シリーズを彷彿させる、文のない絵本です。
作者のテー・チョンキンは、インドネシアのジャワ島生まれの中国系オランダ人。
オランダで絵本の創作にあたり、オランダの指折りの絵本画家の一人とのことです。
物語は、犬さんが、ケーキを盗んだねずみを追いかけるというもの。
森や山では、いろいろな動物達にそれぞれの物語が展開しているので、何度も見直しが必要です。
何度見ても新しい発見があるので、一人で静かに読むには最適は絵本と言えそうです。